食生活では、朝食抜きがよくないことが分かった。
食べないんだからやせそうなものだけど、朝食を食べない人の4人に1人が夜9~11時に夕食をとっていた。特に男子は、遅メシの傾向が著しく、7%が夜11時以降に食べていた。
遅メシが習慣になると、内臓脂肪からのレプチンという物質の分泌に異常が起こる。内臓脂肪を分泌するのは悪玉物質ばかりではなくて、このレプチンは食欲を抑えたり、エネルギー代謝を高めてくれる善玉物質なのだが、遅メシが続くと「あァ、分泌されてもわしァ、何の役にも立たないわい」とレプチンがいじけてしまい、分泌が減ってしまう。
レプチンが減るから、1日単位でみると食欲が高まって食べ過ぎる結果となる。
内臓脂肪を防ぐには、夜8時までに夕食を済ませること。朝起きた時にはおなかが空いているはずだから、しっかり朝食をとってでかけることだ。