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 カラダにたまる脂肪は貯金みたいなもので、食事で摂取するエネルギーを上回ると、余分なエネルギーが脂肪として蓄えられる。でも、同じ脂肪でも、内臓脂肪と皮下脂肪ではたまり方が異なることがわかっている。

 皮下脂肪はたまりにくい半面、いったんたまると、なかなか落ちにくい。内臓脂肪はちょっとの油断でたまりやすく、でも、ちょっとの努力で落ちやすい。いわば内臓脂肪は普通預金、皮下脂肪は定期預金。毎日の生活習慣のちょっとしたことで、内臓肥満は防げるのだ。


 例えばテレビ。さっきの調査で、テレビを見る時間が長い人は、血糖や血圧の値が悪かった。テレビを見るときは、ソファでくつろいだり、ごろんと横になったりするよね。1日の中でそんな時間が長くなると、内臓脂肪はたまりやすい。

 研究班はテレビを見る時間を1日50分以内、休日でも100分を超えないように勧めている。これじゃ、見たい映画も見られない。テレビを見ること自体ではなく、テレビを見ているときのカラダの甘やかし方が問題なのだから、たまに映画を見たい時は、寝そべったりせずに、立ったまま見るといい。

これ、冗談ではなく、専門医のエライ先生がすすめている内臓肥満の予防法なのだ。
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