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厚生労働省認可の「トクホ」(特定保健用食品)は糖尿病、高血圧などの生活習慣病を意識したものが多い。

若いボクには関係ないや、と言いたいところだけど、最近はボクらの年頃でもコレステロールなどが高くなる人が増えている。
健康診断などで万一、コレステロールが高いことがわかったら、お母さんに報告して、料理に使う油を例えばエコナヘルシー&ヘルシークッキングオイルなどに変えてもらい、家族みんなでヘルシーになるのも方法かも。

ボクらに最も身近なトクホでは「歯を丈夫で健康にする食品」であるリカルデントガムなどがある。また、カルシウム、鉄などの不足が心配なときは、カルシウムパーラーや、金のつぶほね元気などの「ミネラルの吸収を高める食品」がおすすめ。
前者は清涼飲料水、後者は納豆だが、国が認めたれっきとしたサプリメントなのである。

さらに、便秘がちなひとには、「おなかの調子を整える食品」がラインナップされている。各種のプレーンヨーグルトやヤクルトもその仲間だが、ケロッグオールブランというシリアルや、日清サイリウムヌードルというカップラーメンまである充実ぶり。

これらがいわば日本の公式サプリメントとして認められる一方、いかにもサプリメントっぽい形をした健康食品の大半は、国がその効能を認めていないのが現状だ。
たとえば頭がよくなると評判のDHAなども、買って、飲み続けて、頭がよくならなくても、誰にも文句は言えない。すべて自己責任になることを覚えておこう。
ここまで、サプリメントの有用性について話をしてきた。

でも、サプリメントをやみくもに買う前に、もう少し勉強しておいたほうがいいだろう。

サプリメントはカプセル、錠剤など、クスリに似た形をしているものが多いけど、クスリではない。これで病気が治ります、防げます。とパッケージや広告で効能効果を宣伝することは法律で禁止されている。

実際、このあいだも、キノコから抽出したサプリメントでがんが治るという内容の本を出した出版社と、そのキノコを販売していた健康食品会社が摘発され、家宅捜索を受けたばかりだ。

薬でないとしたら食品である、しかし、豚肉とサプリメントはどう見てもなにか違う。サプリメントの粒はショウガ焼き定食にはならない。そこで、厚生労働省はサプリメントのために特別席を用意している。

特別席にはS席と、SS席の2種類がある。S席を栄養機能食品、SS席を特定保健用食品(通称トクホ)といい、特別席全体を保健機能食品と呼んでいる。

S席とSS席の違いは、厚生労働省の許可の仕方の違いにある。S席は規格基準型といって、定められた範囲の量の栄養成分を含んでいれば、申請だけで承認される。ビタミン、ミネラルのサプリメントはこれに当たる。パッケージに「栄養機能食品」と書かれていれば、国のお墨付きが得られているわけなので、安心である。

ただし、ミネラルはとり過ぎると過剰症のリスクがある。たとえば、マグネシウムを取り過ぎると下痢をする。栄養機能食品には必ず1日の目安量が記されているので、この量を守ってとることをお忘れなく。

一方、SS席は個別審査型といって、食品なのにクスリと同じような厳しい臨床検査をして、健康上の効果が確認されたもののみが承認される、

厳しい試験をパスした結果、得られる栄光は大きく、食品でありながら健康機能を広告などで歌く事が出来る。このトクホは、ファンクショナルサプリメントを国が法的に認めた世界でもほかに例がないユニークなものだ。
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