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花粉症が増えている。国民の8人に1人がスギ花粉に悩み、ブタクサなど他の花粉症も含めると6人に1人の割合にものぼるそうだ。しかも、発祥の低年齢化が進んでいて、高校生では3人に1人の割合ともいわれる。

花粉症の4大症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみ。症状が強くなると、勉強どころじゃなくなるよね。3人に1人が花粉症ということは、3人に2人はそうでもないってことだから、花粉症に悩んでいる人は対策をたてておかないと、勉強の能率がに差が出てしまう。

スギ花粉は日本列島の南半分では2月上旬ごろ、北半分では3月上旬ごろから飛び始める。症状がつらくなると薬を買いに走る人も多いだろう。薬局では、鼻づまりがスッーと楽になる点鼻薬なども手軽に買うことが出来る。確かに症状がすぐ楽になる、ありがたい薬なんだけど、頼り過ぎるのは禁物だ。

薬は、お医者さんの診察と処方箋が必要な薬と、処方箋なしに薬局で買える薬に分かれる。前者は処方薬、後者は市販薬と呼ばれるが、一般に処方薬の方が一般役に比べ、効き目が鋭い。それに、新しい薬がどんどん開発されるなかで、処方薬としては古くなった成分が市販薬として新発売される傾向もある。お医者さんに処方薬を書いてもらうのは面倒だけど、市販薬には手軽な分、いろいろ問題もあるってことだ。

花粉症に市販薬で対処した人より、きちんと処方薬を服用した人の方が1割以上も現役合格率が高かった、という調査結果も出ている。「ウッソー~。マジで!?」と思った人に納得してもらうために、花粉症ってそもそも、どんな病気なのか、を少し解説しておこう。
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