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さて、前記事で紹介したインフルエンザの予防の話。

病院へ行くと、インフルエンザの予防にワクチンの接種を受けることが出来る。
インフルエンザのワクチンは、その年に流行しそうなウイルスのトゲのタイプを予測して作られるので、流行の可能性があるというだけの新型インフルエンザH5N1型は対象になっていない。

また、あくまでも予測なので、実際にその年に流行するインフルエンザに効くとは限らない。

日本臨床内科医会の調べだと、去年、ワクチンを接種してインフルエンザの予防に効果があった患者は3割にも満たなかった。

病院に支払う自己負担額は500円くらいで、効かない場合もあるわけだから、二の足を踏む人も少なくない。

で、代わりに一躍脚光を浴びることになったのが、「タミフル」という薬だ。

つづく
ちょっと専門的になるけれど、インフルエンザウイルスの表面にはHとNというたんぱく質のトゲがある。Hは16種類、Nは9種類あって、ユニクロの色みたいにHとNの組み合わせで理論上は144種類のインフルエンザウイルスが存在しうる。

今問題になっているのは、H5N1型。毒性が強く、鳥に感染すると数日で死んでしまうたが、1997年に香港で人に感染するH5N1型ウイルスが見つかった。以後、このインフルエンザによる死亡者はベトナムを中心に60人にのぼっている。

H5N1型は今のところ、例えばニワトリをさばいていてH5N1型に感染したニワトリに接触する、といった極端な場合を除き、ヒトには感染しにくい。ウイルスはHとNのとげを使って粘膜の細胞の表面の鍵穴のようなところに刺さり、細胞内にもぐりこむのだが、H5N1型のトゲはヒトの細胞の鍵穴に合わないようだ。

ところが、鳥の体内でウイルスが増殖を繰り返すうち、あるいは鳥から豚へウイルスが感染して豚の体内で増殖するうち、遺伝子変異によって、ヒトの細胞の鍵穴にも合うH5N1型が登場する危険性が、専門家によって指摘されている。これが世間を騒がせている新型インフルエンザウイルスで、今のところまだ地球上のどこにも発生していない。

でも、もし発生すると、この新型インフルエンザによる死者は最大1億5000万人にのぼるとみられる。1981年に大流行したH1N1型インフルエンザ、通称スペイン風邪は全世界で2000万~5000万人の死者を出したが、それ以上の猛威を振るう可能性もあるという。
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