さて、前記事で紹介したインフルエンザの予防の話。
病院へ行くと、インフルエンザの予防にワクチンの接種を受けることが出来る。
インフルエンザのワクチンは、その年に流行しそうなウイルスのトゲのタイプを予測して作られるので、流行の可能性があるというだけの新型インフルエンザH5N1型は対象になっていない。
また、あくまでも予測なので、実際にその年に流行するインフルエンザに効くとは限らない。
日本臨床内科医会の調べだと、去年、ワクチンを接種してインフルエンザの予防に効果があった患者は3割にも満たなかった。
病院に支払う自己負担額は500円くらいで、効かない場合もあるわけだから、二の足を踏む人も少なくない。
で、代わりに一躍脚光を浴びることになったのが、「タミフル」という薬だ。
つづく