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外出から帰ったら励行したいのが、うがい。

これもカゼ予防のキホンのキの字だけど、喉の粘膜はすでにインフルエンザウイルスが取りついているかもしれない。
はじめは、口の中でゴボゴボゴボッ、ペッ。次に、喉の奥のほうでガラガラガラッ、ペッ。

ぬるま湯を鼻の穴で吸ってフンと出す「鼻うがい」を合わせて行えば、鼻粘膜まできれいになり、効果的だ。

うがいの効果を倍増させてくれるのが、お茶。お茶の渋味の成分であるカテキンには、ウイルスの増殖を抑える効果がある。お茶をほんの一滴たらしただけでインフルエンザウイルスがピタッと動かなくなることが実験でも確認されている。

緑茶、ほうじ茶、紅茶、どんなお茶でもかまわないから、出がらしをポットにたっぷり用意しておき、家族みんなでうがいに使っていかが?

これだけやれば、タミフルのお世話になることはないと思うよ。
ウイルスが感染するときは、鼻や喉の粘膜の細胞にまずもぐりこむ。粘膜は繊毛(せんもう)と呼ばれる細かい毛におおわれており、粘液を分泌し(これが増えると鼻水や痰になる)、ウイルスなどの異物の進入を防いでいる。その粘膜をいたわることが風邪予防のポイントだ。

粘膜は乾燥に弱く、乾くと繊毛の動きが鈍くなる。しかも、ウイルスは乾燥した環境を好んで増殖するので、部屋の保湿はとても重要だ。

勉強部屋や寝室には、できれば加湿器を置き、湿度を60~70%に保ちたい。

寝る前にバスタブにつかり、浴室の湯気をゆったりと呼吸してから休むのも効果的だ。

加湿器のない学校や塾などでは、お湯を入れたカップや熱湯でしぼったタオルを机の上に置くだけでもずいぶん違う。

先生に見つからないように、こっそりドロップをなめるのも、風邪予防のためならオーケー。いろんなのど飴が市販されているけど、当分字体に粘膜保護作用があるので、自分の好きなキャンディーでもかまわない。

甘いもののほか、レモンやミカンなどの酸っぱいものを口に含むことも、唾液の分泌を促し、喉の粘膜保護に役立つ。

外を歩く時は、まめにマスクを。これは単純だけど、意外に効果があるのだ。
異物の侵入をマスクが防いでくれるだけではない。吐いた息がマスクの内側にこもるので、喉の乾燥をも防いでくれる。

特に花粉症などで鼻が詰まりやすい人は、口呼吸になり、のどがいつも乾燥した状態になるので、マスクの着用がmustだ。

マスクはかっこ悪くて…、というひとにはマフラーを薦めたい。タートルネックのセーターでもいい。喉が冷えると、粘膜の血行が悪くなり、繊毛の動きが鈍くなるので、のどを温かく守ってあげよう。
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